ソーラー街灯1
昼間のソーラー街灯


6. 生協が率先して行うべき事項


今まで自然エネルギーと生協との将来的な関わりあいについて若干述べてきたが、本章では具体的な項目の例をあげて、皆さんのご意見を伺うこととしたい。生協とは、地域と住民に密着して、皆のために良いことをするというイメージがあるので、生活密着型商品の提案を行ってみよう。

1)値段が表示される積算電力計
これは従来、電力使用量は「今月何Kw」という表示しかなかったが、今までいくら使ったか、今いくら使いつつあるかを金額で表示することが出来る電力計なので、分かりにくい電気消費量の単位(kw)が金額でわかるというもの。これは昨年開発されたもので、小学校につけたところ生徒が電気をこまめに消しだしたという。こう言う商品は取付サービスまで含めて生協が扱ってはいかがなものか。

2)ソーラ街灯、足元灯
これは、当研究所が普及に力を入れており大学構内に設置したり、意識の高い自治体での要望が最近かなり多くなってきた。技術開発が進んでペイバックタイム(太陽電池を作るために要したエネルギーと発電するエネルギー(電力)が何年で元が取れるかという値)が昔は10年位であったが今や1年〜1.5年となり、太陽電池は大変クリーンなエネルギーということに位置づけられた。
昔のデータしか知らない人は最近の技術進歩を無視してソーラ発電はソーラセルを作る為のエネルギーが多いので、クリーンではないという誤解した発言もある。

3)ソーラーウォール
これはカナダの発明で、いまや米国エネルギー省が推奨する温風を作るための非常に単純な装置である。太陽熱を効率的に取り入れるシステムとしては安くて簡単なので、米国の有名な車メーカー等には大分普及している。日本では資生堂や意識の高い会社が導入を開始している。
生協もやはり「隗より始めよ」で、まず各店舗にクリーンエネルギーの設備を率先して導入し、それをまた会員に普及させることにより、我が国の自然エネルギーの普及の元締めになることも出来るし、将来のクリーンビジネスとして柱にすることも可能である。

4)その他 ・レールバス
英国のブリストルで走っている30人乗りのクリーンエネルギー(フライホイール方式)使用のレールバスは、架線も無くレール敷設費も安いため、商店街への足としては最適であろう。中心市街地活性化のための乗物として今各地で復活しつつある軽便鉄道の上をいくものである。これも車を使わないで、ショッピングができる理想的な高齢者の足となるであろう。現在、環境都市鎌倉市がこの実現を待ち望んでいる。

・クリーンエネルギーグッズ
環境問題の約半分はエネルギー問題を解決することによって達成される。太陽電池を使ったいろいろなグッズを生協で扱うことにより、生協の自然エネルギー指向をお客に理解してもらう。例えば非常用ソーラ電源、ソーララジオ、等々いろいろと知られていない物が現在は多くあり、自然エネルギー理解に役立つであろう。

・自己完結型トイレの普及(ベルビオ等)
公園、山、河川敷、工事現場等はこれから自己完結型のものが望ましい。これは下水処理施設や浄化槽も不要なので、野外のトイレの理想型といえる。この様なトイレの普及も生協の思想と一致するので研究の余地がある。

ソーラー街灯2
夜間のソーラー街灯

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